10位 残酷な世界を生き抜くたった1つの方法「適性に欠けた能力は学習や訓練では向上しない」「やればできることよりもやっても出来ないことの方がずっと多い」などよく考えると当たり前だが残酷な真実を突きつけ、世界は、貨幣空間の友情空間への浸食とフラット化の潮流から「僕たちはもう、あの懐かしい夕日を見ることはない」と絶望しつつ、更に追い打ちをかけるように「遺伝子的にヒトは幸せになるようにデザインされていない」と主張して、超ネガティブな主張の数々。(苦笑)
でも、きっとこれは真実。
しかしながら、そんな「残酷な世界に生きている」僕らでも幸せになるための唯一の解がある。「伽藍を捨ててバザールへ向かえ。恐竜の尻尾のなかに頭を探せ。」なんのことかわらかないヒトは是非本書を。
9位 生命保険のからくり先日上場した
ライフネット生命の副社長の岩瀬大輔さんの本。既存の生保のからくり、無駄の多さ、若者への必要性など非常に分かりやすく書いてある。
社会に出る前の学生、若手社会人の方は一度読むべし。
生活の固定費は下げれるだけ下げときましょう-。日本の各種制度の崩壊は予定調和ですし。
8位 単純な脳、複雑な私「直感とひらめきの違いは?」「単純作業に対して、多く報酬を貰った方がやりがいを感じる?」などなど、面白い問いを脳科学の視点から明らかにしてる本です。高校生向けの講義内容が収録されているので、非常に読みやすくてオススメ。
この本によると、「好きの理由は言語化出来ない 」らしいので、男性諸君は是非お使いください。
7位 キャリアアップのバカヤロー「本書で書いてあることは、冷たい現実であり、楽して成功する方法ではない。」という通り、残酷な現実が書かれています。自己啓発オタクや交流会オタクは仕事が全く出来ない、ツイッターで偉そうなことを呟いているやつも会ってみたら全然大したことない、みたいな薄々感づいているけど・・・みたいな身も蓋もない話がてんこもりです。
「会社を辞めるタイミングは社内でやりたいことがなくなった時。成長の限界が訪れた時」「恋と会社は裏切るが、愛と仕事は裏切らない。それは自分で創り出すものだから」などなど、若手社会人は読むとためになる言葉も満載。常見さんの本の中ではこの本が一番好きです(最新作読んでないからアレだけれども・・・)
6位 日本らしさを英語に出来ますか?去年成田空港で買った本。「和」「がまん」「けじめ」など、日本人独特の感覚や感情、暗黙知といった言葉を明快に説明しようと試みた本。この本の凄いところは、それぞれの言葉が持つ意味やその背景を、二人の専門家が議論していて、その内容がついているということ。
よく言われることだけど、自国の文化を外国人に説明出来るのは海外行く時には最低限必要なことだと思います。
(実際に、友達のスペイン人と「なんで日本人はそんなに働くんだ、会社から休みは取れないの?」「なんで日本人は思ったことを言わないんだ?」とか聞かれたりしました。)
あと、この本を読んでから、日本終わったとか、大企業の体質が云々とか、そういうのは日本古来の文化やそれに伴う商習慣に依拠している部分がかなり大きいと思ったりもします。無条件に批判する前に、その根本にある思想を一度理解して言わないと空虚な理想論でしかないかとも思ったり。
5位 100年予測会社の人に勧められて読んだ本。
「地政学」のみを頼りに100年間の世界の大潮流を予測していて、それが非常に論理的且つ説得力に溢れている。
僕が生まれる頃に今世界がこうなっているなんて予測出来た人間がいないように、100年後の世界の予測なんて出来っこない。世界はブラックスワン的な事象によって右にも左にも、思いもよらない方向に転びうる。
しかしながら、地政学、すなわち地理的な意味合いが国に与える影響を考えることで世界の大潮流をひもとく本書の手法はまさに芸術的。周りを敵に囲まれているイスラエルが、必然的に諜報機関を発達させたように、世界全体の地理を見れば必然的に大潮流が分かるものなんだなぁと感動した一冊。
4位 動的平衡2福岡伸一と言えば、「
生物と無生物のあいだ 」で有名ですが、実は動的平衡も隠れた名書。生物学をあらゆる事象と連関させ、その本質を独特の引き込まれる文体で綴られるエッセイは読んでいて時間を忘れさせてくれます。
特に今回の2では、リチャード・ドーキンスの「生命体は遺伝子の乗り物」であることや、ダーウィンの突然変異と自然淘汰による進化論に対して、一石を投じている点が非常に面白い。決してそれらを真っ向から否定するものではなく、それらに対する"違和感"に基づき、それらの定説の更なる解釈が必要ではないかと感じている。生物好きなら読むべき一冊。
3位 夜と霧ナチスの忌まわしき収容所生活を送った精神分析学者である著者が、自信の思考の変遷を客観的に哲学し、綴ったものが本書。人間らしさとはおよそ対極にある極限に身を置いたからこそ生まれる"人間の本質"を垣間みることが出来る。人生の意味、愛、死、、、、壮絶です。
2位 イシューからはじめよこれは有無を言わず読みましょう。内容に関しては書評をエントリにしていますので、
こちらの書評を読んで下さい。
1位 勝利の経営一言一言に、これほどまでの重みを味わった書籍はこれが初めて。
「優れたリーダーは自分が一番バカな人間に見えてしまうような優れた人間をチームメンバーとして集める勇気を持つ人だ」「スター社員が辞めるときは後任を8時間以内に決めて、個人が会社より大きくなることはないと知らしめる 」「最初の仕事を探す時は、ありのままの姿で居心地良くしていることだ。掛け値なしの真摯な姿が一番の売りになると思う。」などなど。
この本は"勝つ"ために必要な「身も蓋もないこと」を包み隠さず、ウェルチの言う通り率直に書いている。ビジネス書はこの1冊が秀逸過ぎて、他によほどのことがない限り読まなくても良い状態。
また、"天職"の章は就活生やキャリアに悩む人に是非おすすめしたいです。
<番外編>
このブログ書いているうちに読んだこの本↓。本来ならトップでしたが、まぁ番外編ということで。2012年度版でのランクインはほぼ間違いなし。
いやぁ、帯にも書いてありましたが、これだけのスケールで、科学的にもきちんとした記述で書ける作家ってのは凄いです。この人は創薬か有機化学出身の人かと思いきや、全く違う。けども(一応大学で有機やらバイオやらをかじった)おれが読んでも違和感ないレベル、というか理解が深まるレベル。
ストーリーも秀逸っす。個人的にこの本を読んで思ったテーマ「人間の思考の限界とその外にある世界」です。
*オススメ本よく聞かれるのでアマゾンで本棚作りました〜=> ryohanaの本棚