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酒とバスケをこよなく愛する戦略コンサルタント

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芸術とは偶然である

最近書道のお免状を取るためにせっせと時間を見つけては字を書いていま す。

書道って本当に不思議なもので、字にその日の気分とか体調とかが現れるんですよね。あとは一日のうちにたくさん書いたからといっていいものが出来るとは限らない。

いい字が書ける時って、自分の気分と字の雰囲気や書体、周りの環境がうまく一致した時であって、非常に複雑な要因が重なっている。

こないだ草書を書いたんですが、6枚目に書いたものが一番よく出来て、その後書いた20枚くらいはそれに及ばなかった。

091004_書道_草書



僕の先生の師範の人が言うには、「芸術は偶然性」であると。

どんなに沢山書いてもいいものが出来るとは限らないし、一方で偶然もの凄くいい作品ができることもある。

だからといって、全く練習しないでその偶然性が現れるわけはもちろんない。鍛錬を積むうちにこの偶然性に出会う確率が増える。そしてその偶然性の振れ幅が鍛錬によって上がるんじゃないかと。

本当に芸術は奥が深い。

実は研究もこれに似たところがあって、50年以上も研究に人生を捧げて来た方が「研究は芸術と似ている」と言っていたのをふと思い出した。僕の今の研究もとある偶然と呼べることから始まっている。

そんな感じで最近は色々なところで、複数の物事に通じる概念を見つけることが面白い。

脳科学者の茂木さんは、人間の営みを偶然性から一歩進んだ概念として、「偶有性」という言葉を用いて説明している。また最近読んだブラックスワンは、本当に社会にインパクトを与えるものは実のところは「予測不可能である」という極論を展開している。

偶然性といいのは、人間が予測出来ないだけであって、それが起こることはもしかしたら必然なのかもしれない。そして現代を生きる人間は何でも予測するのではなく、予測出来ない高みを目指してみてもいいんじゃないかと思う。
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| ニュース/コラム/思考 | 13:20 | comments:0| trackbacks:0| TOP↑ | はてなブックマーク - 芸術とは偶然である

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