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私的就職活動まとめ その3 ~自己分析編~

さてさて私的就職活動まとめも第三回目となりました。

第二回目の内容:私的就活まとめ その2 ~外コンインターンで学んだもの~があまりにも個人的な内容すぎたのでちょっと一般向けのコンテンツでお送りします。

ものすごく長くなってしまいましたが、結構ちゃんと書いたので読んでいただけると幸いです。



こんてんつ

・自己分析ってそもそも何?
  シュウカツの自己分析が抱える矛盾
  自己分析は他己分析
  ゆずれない価値観は何か?
    
・自己分析ってどうやるの?
  いくつかのツール
  過去と今/経験と感情
  言葉の定義を考える
   
・自己分析をどう活かすの?
  自己満で終わらないために
  型を学んで型を破る

・まとめ
  所詮、働いてみないと分からない
  今ある情報、少ない情報からも構築していく




自己分析ってそもそも何?

自己分析が抱える矛盾

自己分析とは、自分の過去の成功体験や失敗体験、行動パターン、価値観などを振り返り、「自分とはこういう人間なのだ」ということを発見するために行う性格診断みたいなものである。
-就活のバカヤロー (光文社新書)



自己分析とは端的に言えばこういうことだ。

そもそも、今まで何も考えずに行きてきたバカ学生に自己分析をしろと言っても無理がある。「バカでした」という答えしか出てこないではないか
-就活のバカヤロー (光文社新書)



少し乱暴な言葉だが、これは本質をついていると思う。僕自身も少々胸が痛い。もう少しわかりやすい言葉で言うと、

自己分析なんてことは就活が始まってからやることではない。日々の生活から考えるべきことで、そうすることで磨き上げていくものなのだ。

毎日の具体的な行動や習慣にこそ、学生としての資質や器を見ることが出来るのです。
新入社員はなぜ「期待はずれ」なのか (光文社新書)



それが就活が始まったから、さぁ自己分析やりましょうというのではおかしい。自己分析は日々の行動と思考の積み重ねであるのだ。これを読まれた方は是非とも今すぐに、自分がどういう人間でどういった価値観を持っているのかを、日々の行動から考える癖を付けるといいのではないかなと思う。


自己分析は他己分析

自分のことを理解するためには。他人からの視点を理解しなければならない。更には就活にしろ、なんにしろ、何かに取り組む過程で、自分とは何かということに気づくものである。
ー-就活のバカヤロー (光文社新書)


  
自分がどういう人間かは他人との交流の中で始めて気づくものである。もっと言うと、自分が自分のことをどう思っていようと関係ない。会社に入ったら、評価は他人が行うものであり、そこに自分の評価が入り込む余地はないのである。

自分が当たり前だと思っていることが実は他人にとっては当たり前のことでなかったり、またその逆もしかり。つまり、無意識のうちに自分が取っている行動や思考を、他人というフィルターを通して認識することが大事なのである。

これこそが自己分析であり、こういう自分の能力を客観的に見ることが大事である。メタ認知能力が求められているのだ。

ゆずれない価値観は何か?
自己分析は他己分析と言っておいて恐縮だが、他人に頼りすぎるのもまたよくない。

他者はあくまで他者であって、自分という人間を全て知っているわけではないのだ。

この場合の自己分析とは、価値観の問題とほぼ同義である。

価値観(かちかん)とは、何が大事で何が大事でないかという判断、ものごとの優先順位づけ、ものごとの重み付けの体系のこと。
Wikipedia



何を大切にし、何に喜びを感じてきたか。人生で何を成し遂げたいのか。

就活をする時にやりたい業種から入るのではなく、自分の価値観から入るべきだと僕は思う。本当にやりたい職種だったらそれは自分の価値観と合致しているのだし、そうでなければ自分の価値観により合う職種があるに違いない。

価値観が自分と合ってさえいれば、どの会社に入ろうとさほど問題はない。

【参考】 譲れない基準を持ってさえいれば、どこに内定しようと問題ではない


自己分析ってどうやるの?

いくつかのツール
自己分析にはいくつかのツールがある。例えばこれとか。また企業によっては自己分析セミナーなるものも開催されている。

そういったツールを利用するのは悪くはないが、それが全てではない。あくまで参考程度にしかならない。

質問に答えていくようなツールに関しては、「どちらともいえない」「(経験が足りなくて)どちらか分からない」というのが多くあり、また企業の自己分析セミナーもツールを提供するというきっかけでしかない。 

そういうことを認識した上で使うならば、どれもそれなりの価値があると思う。

個人的にはさあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かすのストレングス・ファインダーが非常におすすめ。

【参考】自分の強みを知る


過去と今/経験と感情
自己分析をする上で過去と現在(+未来)を考えることは非常に大事である。

未来が何故括弧付きかというと、僕は未来は無理をして考える必要はないと思っているからだ。
(これに関しては少々話が脱線するのでまた次回エントリでも)

過去の上に今が成り立っている。

you can't connect the dots looking forward. You can only connect them looking backwards, so you have to trust that the dots will somehow connect in your future.
-Steve Jobs' 2005 Stanford Commencement Address



つまり、過去の点(dots)をつなぐ作業をするのである。自分史/自分物語を作るとはそういうことなのである。

過去の積み重ねにおいて現在があるのだから、一度過去の経験を繋げる必要がある。

この世界は「因果律」によって支配されています。すべての結果には原因があります。
「今のあなた(結果)」を完全に理解するためには、「過去のあなた(原因)」を分析しなければなりません。
新版 就活の王道



ここで注意するべきことは、経験と感情を切り離して考えること事実と思考と言い換えても良い。

つまり過去に経験した出来事(事実)とそれに対する感情(思考)を明確に分けて考える。さもないと、過去の美しい経験は美化され、そうでない経験は記憶の隅に追いやられる。

きおくなんてただのきろく いやなきろくは、かきかえればいいの
-T_Hash



これは人間が進化の過程で獲得してきた良い能力ではあるが、自分の価値観をはっきりさせるためには嫌に記録ほど忘れてはならない。価値観が分からない人は、逆にどんな価値観は嫌なのかを「嫌な記録」からあぶり出していく。



言葉の定義を考える
これはライブレボリューションの自己分析セミナーに行って教えてもらったのだが、「自分の人生哲学を考える上で、基本的な言葉の自分なりの定義を作成する」というものだ。

その「基本的な言葉」とは、

人生・幸せ・夢・愛・仕事・家族・恋人・お金・強さ

である。もちろんどれも抽象度の高い言葉であり、一朝一夕に作れるものではない。そして人生を通してこれらの言葉の定義は静的(一定)でない。しかし常に考えるべきことである。
(うまく言えないが、科学の言葉で言う動的平衡みたいな概念であると思う)



自己分析をどう活かすの?

自己満で終わらないために
自己分析は自分のためにやる作業である。そして本来ならばそれは就活だからといってやらされるべき類のものではない、と述べてきた。

しかし就活を考えれば、自己分析は相手企業のためにならなければならない。これはある人事に聞いた話だが、

面接で自己PRなんかを聞いていると、うちよりも他の会社の方が合ってるんじゃないかと思うことが頻繁にある



例えば、インフラ業界で創造性・独創性をアピールしてもそれは対して響かないし、エンタメ業界で堅実性をアピールしても響かない。

俺はこんな能力と価値観を持ってるからお宅に入ったらこんな貢献が出来るよ、競合他者に行ったらあんたの会社きっと損するよ、というような部分をアピールするのである。そしてその根拠を自己分析、過去から現在までの行動事実と思考、によって説得性を持たせるのである。

また、自己分析をしてみて、志望企業と合わないと思ったら受ける必要はないのである。うまくいかずに3年で辞めるのがオチであるから。

自己分析は業界研究、会社研究と密接に関係することなのである。



型を学んで型を破る

いろいろな本に自己PRの”型”が書かれている。

結論ファースト、理由付け、御社への貢献・・・などなど。そういった型を嫌う人も多くいる。その理由は「型にハマった言い方をしても心には響かない。」という論調である。

これはある誤解をしている。

仮に最終的に「型」に意味がないとしても、しかしその事実は、「型」を学ばなくてもよいという結論を導かない。一度は型にはまって、その中からの眺めを確かめる必要がある。
たぶんこの気付きは、就活に限らず、哲学でも科学でも武道でも、広い範囲の物事にあてはまるのだと思う。
ミームの死骸を待ちながら



型を学んで型を破る。所謂「守・破・離」のプロセスは多くの物事に対して有効な手段である。型というのは、裏を返せば何を面接官は期待しているかというのが端的に現れている。だから型を学ぶのは有効な手段なのである。

最終的には自分の言葉で、自分の「型」で面接をするのが望ましい。



まとめ

所詮、働いてみないと分からない

最初から転職だとか自己実現といったものを職業に求めると、社会に出て働くことの大切さを学ぶことが出来ない可能性があります。実際には、働きながらそういうことを考えていくのが、本来の正しい姿だと思います。仕事を通じて、いままでに知らないことを沢山学んでいく。
新入社員はなぜ「期待はずれ」なのか (光文社新書)



某リクルートのセミナーで、ミッションが大事だから今日作ってしまえ!というセミナーに参加したことがあったけど、もの凄く違和感を感じてしまった。

ミッションなんて、人にやらされて1日で作れるようなものじゃない。例え一日考えて作ったとしても、それは単なる思いつきや他人の思考を反映したものでしかない。
10年後に社会の中で実現したミッションは何ですか?



多くの場合は働いてみないとミッションなんてものは分からないのである。働いてみて価値観が変わることもある。

では、何故自己分析を行うのか?自己分析不要論もあるが、僕はそれでも自己分析はするべきだと思っている。



今ある情報、少ない情報からも構築していく
完璧な自己分析を求めていても、それは求めるだけ無駄である。時とともに移り変わるからだ。個人の価値観は動的な概念であるからだ。

しかし現時点で自己分析をすることは必要である。

少ない情報/少ない経験からでも本質に近いものをなんとか導きだして、相手を説得させる。情報/経験が少ないと感じたら、時間と費用が許す限り、それを裏付けるような経験を積めばいい。

実はこういった能力は、ビジネスで求められる力と同じである。

十分な情報/経験/時間があれば、誰でも自己分析が出来るし誰でもビジネスを成功させることは容易い。しかしそれらに制約がありながら、頭をフルに回転させて、体をフルに使って、なんとか結論を導きだすことは難しい。

自己分析は、その訓練だと思えばいいのである。



【関連エントリ】
私的就活まとめ その1 ~心構え編~
私的就活まとめ その2 ~外コンインターンで学んだもの~
自分の強みを知る

【紹介した本】

就活のバカヤロー (光文社新書)就活のバカヤロー (光文社新書)
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