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学生時代に何をするべきなのかを考えるための3つの視点+α

最近、下記のようなエントリを読んで、残り半年の学生生活で何をしようかということに関してちょっと考えがまとまりつつあるので残しておきます。

◎大学生活でやるべき3つのこと
http://halog86.blog35.fc2.com/blog-entry-789.html

◎内定をもらった学生が入社前にやっておくべきたったひとつのこと
http://d.hatena.ne.jp/Hash/20100810/beforeAfter


学生時代にやっておいた方がいいことは?内定してから入社までに何をした方がいいか?


これは多くの学生が社会人に聞く定番中の定番な質問だろうけど、きっとそれを聞かれた方の本心はこんなんじゃないかと思う。

「んなこたぁ人それぞれだ。別にお前の好きなようにやりゃいーじゃん」

・・・まぁさすがにこんなことを言えないので、色々なことを口にする。英語やっとけとかファイナンスやっとけとかとりあえず死ぬほど遊べとか。

けど大事なのは「何をやれ」というwhatの部分ではなくて、「何のために、どうやって」というWhyとかHowの部分なんだ。何を考えて、どうやって英語やファイナンスを学ぶのか、遊べって一概に言うけど俺今十分遊んでるしあとは何して遊ぼうかとか、そういう視点っていう大事なんだ

じゃあ今の自分だったらどうアドバイスするか、をエントリとして残してみます。このアドバイスが来年働いてどう変わるかも楽しみにしつつ・・・


スキルは実務を通して身につけるか全体観を押さえておけ


仕事で必要となるスキルを学生時代にやるのは勿体ないという話もあるが、あるスキルがあるかないかで経験出来る仕事の幅が広がるということが少なからずあるだろう。

例えば、あいつは英語出来るから海外とやり取りのあるこのプロジェクトをやらせようという大きなレベルの話から、ITの知識があるからPCの操作で何か分からないことはこいつに聞こう、という小さなレベルの話まで様々だ。
(後者は非常に些細なことだけど、個人的にこういう小さな積み重ねが上司から信頼を得る上では大事だと思う。)

ただし明確な目的意識と具体的なアウトプットが分からないまま物事を勉強するのと、実務で使いながら否が応でも身につけなければないために必死でやるのとでは、同じ時間を使っても身に付き方に雲泥の差が出るだろう。

例えば英語。あるグローバルファームのマネージャーの方と話したこんな言葉が印象的だ。

「英語は出来るけどビジネスが出来ない人が世の中には圧倒的に多いという事実をまずは知るべきだ。ビジネス英語はある程度決まったお作法に近いし、身につけるのはそこまで大変じゃない。ビジネスの現場ではそういう英語のスキルよりも、会議中に場を遮って「今のはどういう意味だ?」とか、そういうことが言える度胸の方が大事だよ。」

ビジネス英語をやるのが全くの無駄だと思わないけど、それをアウトプットする機会を持たないままいくらやっても、「緊張した場面で外人相手に切り返せる力」というのは中々身に付かないだろう。

学生のうちは純粋な英語、飲み会のネタとして話せること、自分の経験や好きなこと、恋愛観、価値観、趣味、興味のあるトピック、日本の歴史観なんかは一通り英語で議論出来るようにすることを目指した方が、遥かに効果的だと思う

そのためにはTOEICなんかをやるよりも外人が多いところに顔を出したり、外国人の友人を作ったり、直接語学留学したりして学ぶのが手っ取り早い。レアジョブなんかでフィリピンの一流大学の学生相手に何かを議論したりするのもいいだろう。

座学で身につけた決まりきったフレーズよりも、自分の強い興味から相手に主張するために拙いながらも実践の場で使ったフレーズの方が遥かに自分の血肉となるのだ。



ITのスキルもファイナンスも同じで、ITやファイナンス知らないと出来ないプロジェクトに足を突っ込むとかして、あくまで実務を遂行するためにスキルを磨かなければどうしようもない、という状況に自らを追い込むべきなんだ。そもそもスキルというのは何か物事をやるための手段であるので、目的ではないのだから。

大学で授業を取ったり、友人と勉強会をするのも1つの手だろう。要は、必要に迫られて強制力が働かないと人は勉強なんてしないのだ。


もしそういった実務に足を突っ込んだり友人との強制力のある勉強会が出来ないなら、そのスキルの全体感だけ押さえておけばいい。

ファイナンスなら必要になった時に、どの本を読めばいいか、どこに何が書いてあるか、どうやって身につけれるかあたりだけをサクッと掴んでおけば良い。



物事への深い洞察を通して自分なりの哲学を持て

生と死、個人と全体、善と悪、個人と組織、愛、自由、経済、貧困、幸せ・・・・

これらの言葉は答えがないし、これらの言葉に大して自分なりの哲学がすなわちその人の生き方さえ決める。どこかのネットの記事を読めばこんなものが落ちているなんて生易しいものではなくて、自分の経験、他者の経験の疑似体験、良書をじっくりと読んだりして、時には自己否定をして血を流しながら体得していくものだ。

深い洞察を持つことで、何か特定のことを語る際に深みが出てくる。薄っぺらくない哲学が出来上がる。それには自己を否定して痛みを伴いながら、他者に目を向けることが必要不可欠だ。

世の中には真に読む価値のある本が沢山存在する。自己啓発本やノウハウ本などを読むのもいいが、そこからは自分の血肉となるような骨太な読書というものが出来ない。ビジネス書の著者が言っている「多読してその本から自分に応用出来るものを1つか2つ得たら良い」というような読書の仕方とそれは根本的に異なるのだ。

骨太な読書とはじっくりと著者と対話しながら、あぁでもないこうでもないと自分の頭を捻らせながら、大きな視座で物事を考えて論理を構築していくこと。読み終わってからもそのことが頭から離れずに、ふと気がついたら考えているくらい自分に大して刺激とショックを与えてくれるような読み方でなければならない。

時間のある学生のうちに1つでも2つでも骨太な読書をしておくと良いだろう。
(このことに気がついてから僕は最近一切ビジネス書や自己啓発本を読まなくなりました。)


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◎参考記事
ネットに時間を使いすぎると人生が破壊される。人生を根底から豊かで納得のいくものにしてくれる良書25冊を紹介


損得抜きで語れる深い関係の友人を1人でも多く作れ


社会人になってからの人付き合いと、学生のうちの人付き合いはどうしても変わるよ。社会人になって出会った人とは嫌でも利害関係が絡んできてしまうから、学生みたいにフラットな立場で接することが難しくなるんだ。



これは実際に働いている方から頂いた言葉です。社会人になってから損得抜きで語れる仲間が出来ないとは思わないけど、実際には結構難しいとは思う。

だから、人数は少なくても良いから深い知り合いが大事。広さよりも深さ。人脈なんていう言葉はあんま好きじゃないけど、知り合いという薄っぺらいレベルではない深い人脈こそが、いざという時に威力を発揮する。


最後に一番大事なこと

英語だとかファイナンスだとか哲学とか色々と言ってきたけど、やっぱ一番大事なのは身の周りなんだ。

僕の場合だったら、それはきっと研究室。研究を蔑ろにしてまで、来年から働く為のスキルを身につけたりすることこそ、地に足のついていない生き方じゃないのか?そしてそんな生き方に足を踏み入れつつあった自分に反省したり。

たぶん理系で文系就職した人でその後研究をマジで頑張るような人って圧倒的に少ないと思うけど、だからこそ研究しっかりやればそれが価値になるんだ。

昔、理系の研究室の問題について徒然と書いてみるとかいう記事を書いたけど、そんな問題点があんなら自分でどーにかすりゃいいじゃん。

至極当たり前のことだけど、与えられた環境に不平不満を言う暇があったら変えるための努力をしないと状況は一向に改善しない。



そして最初の問いに戻るけど
、「学生時代にやっておいた方がいいことは?内定してから入社までに何をした方がいいか?」と聞く人に限って、今の自分が置かれている身の回りの環境をもう一度しっかり考えて、その上で何か別のことに手を伸ばすべきなんじゃないのか?


だからこの問いに関する僕の答えは以下の通りだ。

「まずは自分の身の周りに目を向けろ、その上で上記3つのことを勧める」

いつものことながら、自戒を込めて。



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| 日々の生活 | 23:51 | comments:2| trackbacks:0| TOP↑ | はてなブックマーク - 学生時代に何をするべきなのかを考えるための3つの視点+α

COMMENT

現在よりも未来のことや、身辺よりも目指すところのことばかりにあれこれと思いをめぐらしていたので、この記事には考えさせられました。

| りよ | 2010/09/01 21:57 | URL |

Re: タイトルなし

りよさん

少しでも参考になりましたら幸いです。
今後ともよろしくお願いします。

| ハナ | 2010/09/14 16:59 | URL |















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