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グローバル・マインド② ~超一流の思考原理~

おまたせしました、第二回の書評です。

書評といっても、僕が心に残った箇所をまとめているというだけですが。

普通1冊で2,3個いいなと思う箇所があれば個人的には満足なんですが、この本は10個以上ありました。こういう本がいい本だな~と僕は思います。

僕の中では今年1番の大ヒット本

まぁ個人差があるでしょうが、グローバル志向の人は読んで損はないんじゃないでしょうか?

グローバル・マインド 超一流の思考原理―日本人はなぜ正解のない問題に弱いのかグローバル・マインド 超一流の思考原理―日本人はなぜ正解のない問題に弱いのか
(2009/01/17)
藤井 清孝

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※続きを読む前にランクリお願いします!!


新しいことをすばやく学ぶ勉強法

この方は様々な企業に転職し、しかもいきなり社長の座となっているので、新しいことをすばやく学ぶ必要性があり、並々ならぬ努力をしていたことだと思います。

そこで著者が提唱する方法とは

コンテキスト
ドライバー
トライアンギュレート
トレードオフ


言い換えると

コンテキストとは物事の背景
ドライバーは物事の牽引車
トライアンギュレートはトライアングルの動詞形で三角測量をする(つまり物事の情報収集時に、ある意見に賛成・反対・中立の立場の3点の違う測量点を持ってその事象を立体的にとらえるということである)
トレードオフは、重要な決断を下すときにトレードオフになっているというポイントを早く分析する能力である。

これらのことは勉強や事業に限らず、何事にも応用可能だと思います。
特に日常生活においては、「トライアンギュレート」を意識しないといけない気がします。


日本の心をこめる文化

この文化は古来の「どんなものにも魂が宿っている」という考え方からくるものだと著者は述べています。

昔の家にはトイレに神棚があったのも、高校野球球児が甲子園の土を持って帰るのも、イチローがバットを大切にするのも、タクシーや工場を清潔に保つのも、実は根っこの考えは同じで「どんなものにも魂が宿っている」という考えではなかろうか。(中略)このような考えが日本人の心のこもった振る舞いの源泉ではないかと思う。



確かに著者が述べるように、日本のサービスの質は世界一だと思います。
これは僕が東南アジアやハワイに旅行にいって実感しました。

そして日本市場は欧米人には歯が立たないが、日本市場の覇気がなくなり小さくなっていてこのままではいずれ他のアジア諸国に取り残されてしまう。

そうならないようにするためには、他の国との結びつきを強めるしかない。
つまりマインドセットを変えなければならない。

日本のモノつくりと構想力

これは先の話題と関連するが、日本のモノつくりの能力は世界一で、技術力も非常に強いものを持っているがあまり儲からない会社が多い。

これは「現場力」を「収益力」へと結びつける「本社の力」や「戦略構想力」の弱さが原因である。

と著者は以下の本を引用して述べています。

日本のもの造り哲学日本のもの造り哲学
(2004/06)
藤本 隆宏

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これを改善するためには今の日本の「現場至上主義」から「現場尊重」に転換しないといけない、そのためには現場で働く人たちがしっかりと本社の上層部にきちんと分かりやすく説明をしなければならない。


正解への呪縛から逃れる

これはよく言われていることだが、日本の教育システムのせいで正解への呪縛、つまり「誤りを犯すことへの恐れ」を持ってしまう。

このシステムでは出世すればするほど、「完璧主義」の人質となって、失敗を恐れて新しいことに挑戦することにしりごみをしてしまい、自分が常に正しいことを信じていると思い込んでしまう。

そのために日本社会のダイナミズムが失われてしまっており、リスクを恐れない骨太な人材の育成が急務となっている。

そのためには「個別解」を育むような教育が必須である。


この世の生まれてきた理由は、ひとによって全部違う「個別解」だ。そして教育の真の意義は、個人が自分の個別解を発見するという意思を育み、そのための機会とツールを提供することにあると思う。(中略)「個別解」を求めて、試行錯誤の中で自分のあらゆる可能性を探り、そのプロセスを楽しむことを覚えた人間は強く、ひとに頼らず、自分で幸せを呼び込める能力を持っているのだ。



あとがき

これは自分の心にものすごく響いたものなので全文を引用します。

日本の基礎体力は強い。
今回の金融危機のあらしの中でも明らかになったように、身の丈の生活を重視する堅実な国民性は世界に誇れる美徳だ。
「現場力」が欠如し、「金融力」頼りであったアメリカが回復に時間をかけている間に、「現場力」の強い日本が「構想力」をつければ世界での存在感はグンと増すであろう。
個々の産業では、現在私の関わっている「環境」「エネルギー」「電気自動車」といった分野で、日本が世界のリーダーシップをとれる可能性がある。
この分野は、内需拡大のインフラ投資も必要とするので国内景気対策にも有効であるうえに、日本の優れた技術を世界に輸出できる可能性も高く、我が国にとっては戦略的に重要な分野だ。
目まぐるしく変わる世界で素早い対応をし、日本に必要な大きな変化を起こすために、過去のしがらみと決別するのを厭わない、強いリーダーシップが今ほど必要な時代はない。そのためには、大きなガバナンスの変革も現実の選択肢になることを、社会が積極的に認知すべき時期にきている。そして日本の強さを、世界に向けて発信できるリーダーが待望されているのだ。
日本人はもっと逞しくならなければならない。もっと熱くならなくてはならない。
ケータイに頼らず、五感を研ぎ澄ませてアツく語ろう。「熱さ」はひとに伝染し、大きな力を生む。人生は山あり谷ありだ。多様な経験を通じて強靭な免疫力をつけよう。そしてリスクを恐れず新しいことにチャレンジしよう。
「正解への呪縛」から解放され、自分の「個別解」を探す旅に出よう。英語を通じて世界の視野を広げよう。そしてこのような価値観を、家庭や学校の教育を通じて醸成していかなければならない。それが、我々の担う次の世代への責任である。


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