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モリー先生との火曜日

普及版 モリー先生との火曜日普及版 モリー先生との火曜日
(2004/11/21)
ミッチ・アルボム

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「人間として大切なことってなんでしょう?」
「人生の意味って何でしょう?」


この問いに答えられないなら、いくら成功しても意味がないと思います。
そしてそれは幸せとは程遠い。

この本は、今を生きるすべての人に読んでいただきたい本です。

僕は大学生のうちにこの本と出会えて本当に幸運でした。

効率や成功にとらわれて、人との繋がりが薄れてきているこんな時代において、人間として何が大切なのか?を真に教えてくれる貴重な本だと思います。

今回の書評では、「人生の意味」を軸に、

・人との繋がりの大切さ
・本当の満足とは何か?
・愛


についてモリー先生の警句を元に書いていき、最後に僕自身のことについて書いていきたいと思います。


~この本のあらすじ~
スポーツコラムニストとして活躍する作者が、偶然テレビで大学時代の恩師の姿を見つけ、その恩師であるモリー先生が難病に侵されてあとわずかの命しかないことを知る。
恩師のもとに駆け付けた作者に待っていたのは、毎週火曜日に死の床で行われる授業であった。
死がすぐそばまで来ている自らを題材とした最後の授業、テーマは「人生の意味」について。



人とのつながり

モリー先生は冒頭で作者に次のような問いをしています。

「誰か心を打ち明けられる人、見つけたかな?」
「君のコミュニティーに何か貢献しているかい?」
「自分に満足しているかい?」
「精一杯人間らしくしているか?」



この中に心からはいと言える答えがどれだけあるだろうか?

そしてモリーはこう言う。

もうじき死ぬと言っても、私の周りには愛してくれる人、心配してくれる人が沢山いる。世の中にそう言える人がどれだけいるか?



モリーは自分一人で生きていけない、周囲の助けが必要なことを受け入れている。感謝はするが、それは恥ずかしいものではないと思っている。だから周囲に人が集まってくる。

人は一人では生きていけない、そんな当たり前のことを受け入れることで、人生が豊かになるのではないだろうか。


本当の満足とは何か?

モリーは現代の物質主義的な文化を嘆いてこのように言っています。

多くの人が無意味な人生を抱えて歩きまわっている。自分では大事なことのように思ってあれこれ忙しげに立ち働いているけれども、実は半分寝ているようなものなんだ。間違ったものを追いかけているからそうなる。人生に意味を与える道は、人を愛すること、自分の周囲の社会のために尽くすこと、自分に意味と目的を与えてくれるものを創り出すこと



さらに、

このような文化状況じゃ、仕事のこと、家族のこと、かねは足りるか、借金は払えるか、新車を買うとか、暖房が故障したら直すとか-ただ暮らしを続けるために数知れないことに関わっていかなきゃならない。これではちょっと立ち止まって反省する習慣がつかないよ。これだけなのか?自分がやりたいことはこれだけなのか?何か抜けているんじゃないのか?と時には考えないと



大事なのは自分の文化を創り出すことなんだ



周囲の風潮に流されて、自分にとって大事なことを見失っている人が如何に多ことだろうか。自分なりの文化を持たず、人が追い求めているものを同じように追い求めていないだろうか。自分を含め、反省する点が多々あると思う。

そして最後に、

本当に満足を与えてくれるものは、自分が人にあげられるものを提供することなんだよ。別に金のことを言っているんじゃない。時間だよ、あるいは心遣い。この近所に老人センターがあってね。毎日お年寄りが沢山来ている。何か技術を持っていればそれをお年寄りに教える。大歓迎されるよ。みんなとても感謝するだろうし。別に特別なものはいらない。ただ人との触れ合いに餓えているお年寄りたちとトランプをするだけだっていい。自分自身を改めて尊敬するようになるよ。何しろ必要とされている人間なんだからね。



何か人に見返りを求めずに提供することが、自分の精神を本当に満たすものとなるのではないか。


愛について

物質的なもので自分で満たそうとしてる人は、愛に植えている人々なんだよ。愛植餓えているから、ほかのもので間に合わせようとしているんだよ。はっきり言って、そういうものからは満足は得られない



モノからの愛は一方的であり、精神的な愛は双方向であるからであろう。

人生で一番大事なことは愛をどうやって外に出すか、どうやって中に受け入れるか、その方法を学ぶことだよ



これは難しい。人とのつながりを通して学ぶしかないのであろう。


そして、ここからは非常に感動を覚えたセリフ。

愛は死んだあとも生きて留まる

人間は、お互いに愛し合える限り、またその愛し合った気持ちを覚えている限り、死んでも本当に行ってしまうことはない。作り出した愛はすべてそのまま残っている。思い出はすべてそのまま残っている。死んでも生き続けるんだ―の世にいる間に触れた人、育てた人すべての心の中に



モリー先生が言うと、不思議とふっと腑に落ちる。これこそが人生の意味ではないだろうか。


あとがき

偶然にも最近、グラントリノという映画を見た。主人公が一人の青年と接することで徐々に人間らしさを取り戻していくという映画である。

この本に通じるところがある。

人間らしさ
―これをなくしてまで成功はしたくはない、心からそう思うようになった。

最近、自分が本当に何をしたいのかを考える。けれどもこれといった答えは出ない。今やっていることを精一杯やるしかないという結論に至った。

そしてその上で、ちょっとした心遣いを常に大切にする。例えば、電車で席を譲る、荷物を持ってあげる。人との繋がりを大切にする。家族を大切にする。親戚を大切にする。自然を見に行く。

最近、最近祖父母を東大に呼んで案内した。ものすごく喜んでくれて、こっちも嬉しくなった。

また、有名企業がボランティアに力を入れているところが多いが、これは非常にいい傾向だと思う。モリー先生が言うように、ひとのためになることは自分のためにもなるからだ。

最後にこの言葉で締めたいと思います。

人生に手遅れはない、モリーは死ぬまで変わり続けた
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| 新書/エッセー | 01:48 | comments:1| trackbacks:0| TOP↑ | はてなブックマーク - モリー先生との火曜日

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| | 2009/05/25 20:35 | |















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