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効率化の追求は果たしていいのか?

今回勝間和代さんの「まねる力」(AERA MOOK)での、福岡伸一さんとの対談を紹介し、そこから効率化に追求についてちょっと考えたいと思います。

AERA MOOK 勝間和代「まねる力」AERA MOOK 勝間和代「まねる力」
(2009/06/30)
勝間 和代

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僕はお二人の本を読んだことがあって、福岡さんは生物と無生物のあいだ (講談社現代新書)とか動的平衡 生命はなぜそこに宿るのかがもの凄く好きだし、勝間さんの起きていることはすべて正しい―運を戦略的につかむ勝間式4つの技術も読んでかなり共感しました。

まったくバックグラウンドの違うお二人の対談が載ってるということで期待して即買ったんですが、やっぱりあんま話が噛み合ってないような気がしました。(汗)

ちなみに僕はカツマーではないし、反カツマーでもなく、まぁいいとこは取り入れてそうでないところは批判するというごく中立的な立場であると自負しています。笑

詳しい対談内容は続きからどうぞ。

*いつもありがとうございます!ランキング投票よろしくお願いします!!


今回の対談は、詳しくは本書を読んでほしいんですが、効率化とか人間が本来持つレイジーさについて、福岡さんは生物学的に、勝間さんは現実的な社会を見据えて答えているので、全然話が噛み合ってないなぁという印象を受けました。

例えば次の一節とかは、全く噛み合ってない。笑

福岡 「(17年ゼミが地中で17年間過ごすことを例に挙げながら)確かに働かない時間を求めて効率化するのは現代社会では必要かもしれない。でも、出来ればあくせくせずに、レイジーさが得られたら、もっといいんじゃないかな。」

勝間「効率化ってレイジーなんですけどね。人間がどんどん生産性を上げて効率化をすればするほど、資本の蓄積も進むし、余った時間が生じる。逆に生物として、それをどう使ったらいいかわからないところが、今の混迷の本質なのかなと思うんですが」

福岡「すると、あえて効率化しなくてもいい気がしませんか?」

勝間「私は社会貢献に使いましょう、家族のために使いましょうと言っています。」

福岡「理念がちゃんとしてれば、うまく回ると思いますけど、多くの人は効率化によって安逸な時間が出来れば無為に過ごすしかない。」

勝間「生物学的に無為に過ごすのも悪くはないんですよね?」

福岡「もちろん悪くないです。だから多くの生物は効率を求めていません。」



僕は理系で分子生物学とかについて少しは学んでいるので、福岡さんの言ってることのが腑に落ちるのですが、それを鑑みてもちょっと勝間さんの受け答えが論理的におかしいなぁと思うんですよね。

福岡さんが現代の人間のあり方を根本的にどうなのよ?ってことを言っているのに、勝間さんは現代社会の枠組みの中で受け答えをしているイメージ。

なんか現実的というか、視野が狭いなぁと。あくまで効率化して余った時間を余暇に使う、ってことをしたいみたいです。

僕は効率化して物事を進めるのは悪くないと思います。というか僕もライフハックをいくつも実践してるし常に新しいやり方は考えています。

けれども、勝間さんほど何事も効率化しちゃったら「何のために生きてるの?」って思わずにはいられないんですよ。そもそも「家族と過ごす時間」投資の時間とか言ってるのがおかしいと思います。

そしてそれを効率化によって「作る」っていう表現にすごく違和感を覚えます。
ここに現代の混迷の本質があると僕は思いますけどね。笑

それに時間がもったいないから髪は短く切るとか、酒は時間の浪費だから飲まないとか、すぐに新しいパソコンに買い替えるとか、別にそれを言うのは個人の感覚だから仕方がないと思うけど、本としてその生き方を現代人に勧めているのがちょっとおかしいなぁと。

極論すると、無駄の中にこそ大事なものがあると思うんですよね。
僕は体育会の部活で、理不尽なこと(勝間さん的に言わすと無駄なこと)なんて多々あったけど、そういうものから得られる経験ってもの凄く大きいですよ。

それを無駄と言い切って、そういう時間を家族のために、社会福祉のために使いなさいっていうのはおかしいし、それを無思考で受け入れている一部のカツマーと呼ばれる方々にも疑問を抱きます。

ただ、僕は勝間さん自身は一度講演も聞いたことがあるし、とても凄い人だと思っています。
国のために、色々と口だけではなく行動を起こしている点に敬意を覚えます。別にフォローとかでなく、本心からこれは思ってます。

いずれ効率化について真剣に考えるときがくるんじゃないかなぁと僕は思います。
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