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外資コンサルの面接で感じた違和感

先日、結構興味があった某外資系のコンサルのインターン面接に行ってきました。

なんと8人でグループディスカッションという形。

いや、8人は無理だろ・・・と思いつつも、まぁ行ってみる。

そこで出たお題がこちら

「日本陸連に対して、陸上の100m走でファイナリストを出すためにはどうしたらいいかを提案してください」

皆さんはどう思いますか??


↓投票よろしくお願いします。



どうしてこんなお題にしたのか僕は面接官の理解に苦しみました。一体どこの国の陸連がこんなことコンサルに頼みますか?東大がコンサルティングファームに「ノーベル賞出すにはどうしたらいいか」を聞いてるようなもんです。もはや職務放棄じゃないですか。経営面ならば分かります。実際に東大の法人化にもマッキンゼーが絡んでいたらしいし。というわけでいくらなんでもこれはないだろ、というのがまず最初に思った感想。


それでも、所詮これは面接だと割り切って、色々考えましたが、どうしてもこのお題はロジックには落とし込めない。こういう個人競技で純粋に身体能力を競うものって、いくら競技人口増やしたり環境を改善したりしても、最後に行き着くのは人種の壁・能力の壁だと思います。そしてその壁を乗り越える術ってのは、その競技で極限まで努力した人間にしか分からないだろうし伝えられないんじゃないかと思います

つまり、そこにコンサルの入り込む余地なんてあるわけないんじゃないんじゃないか?と思ってしまうわけです。

具体的な例をあげても、
誰が田伏がNBAに行くことを予測しただろうか?
もちろん、バスケ協会が絡んで育成していたわけではない。こんなことは予測なんて出来ないこと、もっと言えばロジックが通用しない世界だと思う。


さてグループディスカッションに話を戻すと、最初に一人一人が自分の意見を発表します。やっぱり皆コンサルに興味がある人だけあって、

「まず私はこの問題に対して、(競技人口)×(オリンピックに行ける確率)×(ファイナリストに残る確率)に分けて分解しました・・・・」

とか、いかにもコンサルっぽい、フレームワークを使った思考を皆がしているわけですが、どうも腑に落ちない。(それにこの式だと、日本選手でオリンピックに出れる人数は決まっている。つまり二項目の計算式は定数だし、三項目は現状で0(か限りなくそれに近い数字だから、わざわざ要素に分解して考える意味が分からない。)

陸上人気を出して競技人口を上げるとか、何かインセンティブを出すとか、小学校の50m走を100m走にするとか、速いうちから英才教育をするとか、南米に留学させるとか色々と意見が出ましたが、僕はどんなことをしても最初に述べた”人種の壁を超える”という根本的な部分に対する解がないと、絶対に日本人ファイナリストを出すのは無理だと思う。

結局僕は皆と意見があまりにも異なっていたので、皆に合わせて議論してみたものの、何もまとまらなくて、面接官に好き勝手にフィードバックされました。

そのフィードバックの1つに費用対効果はどうなの?というのがありました。
このお題に関してはそれは全く予測できないもの。というか予測するだけ時間と労力の無駄も甚だしい。僕はこういうことに対して論理的に考えることにどうも抵抗感がある。

そもそもの前提として、現実は予測なんて出来ないことだらけなんだから。
ロジックでいける部分とそうでない部分をしっかり認識する必要があるんじゃないかと思う。(実際はその線引きは難しいですが。)

今回の面接は自分がコンサルに向いていないことがよく分かったという意味で、非常に意味のあった面接であったかとは思います。



というわけで最後に最近気になってる本↓今日アマゾンで注文しました。読むのが楽しみです。

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(2009/06/19)
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| 就職活動 | 15:06 | comments:2| trackbacks:0| TOP↑ | はてなブックマーク - 外資コンサルの面接で感じた違和感

COMMENT

探偵ファイルのボスが、南米人を大量に帰化させる案を訴えてましたね。
フレームを超えた案を出してもよかったのかも。

| henry | 2009/08/20 17:44 | URL |

>henryさん
僕も実は全く同じことを思いました。ただ、倫理的にはあま理良くないし、これを言っていいのかと思い、結局面接では言いませんでした。
今考えると言えばよかったかなとも思います。

| ハナ | 2009/08/21 11:22 | URL |















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